11月中頃からく急激にコロナウィルスの感染者が増加してきましたが、これは以前から申し上げてきた事が現実に起こっている事ですが、この感染拡大はまだ本格的な冬場に向けての序章に過ぎず、12月中頃からは現在の2~3倍の感染拡大が予想されます。季節性インフルエンザも同時期から増大してくるでようから・・。同じ拡散の危機になると思われます。
ここで最大の課題と言うか、問題点は医療崩壊の危機的発生が起こる可能性です。冬に最大の感染拡大が起こる事は、夏場から予測できた所ですが、政府は何ら対策をとってこなかった事で、今まさに医療崩壊が起ころうとしています。この混乱は、春の規模をはるかに超えると予想されます。いまさら申し上げても仕方無いことですが、8月・9月の時期に冬の感染拡大に備えていれば、今後間もなく起こるであろう事態に対応出来ていた事と思われますが、政府はGOTOを開始し、入国制限を緩和し、経済を回そうと梶をきりました。国民もその方針で気持ちも緩み、旅行に行き、外食の機会も増えました。その結果が、現在の状況です。
GOTOは、部分規制を開始し、夜の時短も一部で始まりましたが、その結果はこれから本格的拡大時期にはほとんど有効ではありません。多少のピークがずれる程度です。今政府が行うのは、飲食の制限やGOTOの対策ではなく、医療業界に最大限、あらゆる方策を講じることです。時間はほとんどありませんが、これから2~3週間が政府も国民と勝負の時です。
オリンピックがどうのこうのと言っている時でもなく、紅白歌合戦がどうのと言っている場合でもなく、ひたすら医療業界を救う方策を全ての国民が考える時です。今しかありません。