防護服(防疫服)など防疫対策・感染予防、各種衛生用品の製造、輸入、販売

季節性インフルエンザは、日本において毎年11月頃から本格的に起こり2月末~3月頃にほぼ終息します。発生数は年によって違いはありますが、平均すると300~500万人が感染し、5万人程度死亡します。(この5万人の中には肺炎や基礎疾患の人も含まれます。)
今年の季節性インフルエンザの発生数は、私見ですが、例年に比べて少なくなるように思います。要因として、
①日本国民全体でコロナ対応を心掛けている結果として、季節性インフルエンザの感染が抑えられるということが想定される
②ワクチン接種によって、新型コロナに良い影響を与える可能性がある(確定ではないが)
③昨年の季節性インフルエンザ数が低く抑えられ、この傾向は数年(日本では)続く予想がある。
④例年よりワクチン接種数が多くなる等、によって季節性インフルエンザの発生は、100~200万人程度になる可能性が考えられます。

しかし、少ないと言っても100万人が4~5ヶ月間の間に罹患するという事は、この人数とコロナウィルスも紛れ込んで発生するとすれば、我々の日常生活や病院の受入れ体制は一体どうなるのでしょうか
季節性インフルエンザ発生数を11月から3月までに100万人とした場合、一日約7,000人が発症し、病院もしくは、かかりつけ医院に行き受診した時、その中にコロナウィルスに罹患者が紛れ込んでいる事も必ず起こり得ます。
専門機関は、それらを想定した上で対策をとるでしょうが、大きな混乱が予想されます。基礎疾患のあるお年寄りの入院の増大とコロナウィルスでの入院の増大により、医療崩壊が起こり得る事態も想定されます。
これらの問題は、政府と病院において、万全の体制をとるべく、対策されていると思われます。

それでは次回、我々国民がどうとるべき行動について、考えてみたいと思います。