1月末から発生した新型コロナウィルスは、日本においては2回波が発生しましたが、私見ではこの波は9月末~10月中旬頃には落ち着くと予想されます。
過去の新型ウィルス発生パターンは、3ヶ月間程度発生期間があった後、2~3ヶ月間の低安定期があり、その後第二波が発生するパターンというサイクルがあります。
日本で今回発生した2波は、本来第一波であると考えられ、二つに分かれたのは、恐らく政策的に間違いが発生したものと思われます。本来、適切に対応していれば、第一波は6月頃に一旦低安定期に入り、10月頃からの第二波を想定出来るものでした。この低安定期である7~9月頃を次の第二波に備える準備期間とし、病院や検査機関のベット数の確保や防護用品の備蓄に力を入れる期間になるはずでありましたが、2回目の波の低安定時期が予想より延びた為、これらの準備に大きな問題が起きております。
それでは、秋からのコロナウィルスの第二波はくるのでしょうか?日本国民の多くと政治家の中にも、今回の2波で終わりだと考えているでしょう。
しかし、秋口(11月頃)からの季節性インフルエンザは毎年必ずやってきます。そして、新型コロナウィルスも一緒についてきます。この状況をじっくり考えた時、日本でいや、北半球で何が起こるかシュミレーションできるはずです。
規模の大小とは別として、二種類のウィルスが混在した時、我々が実行できる策は何かを考えるべきです。
それでは、次回一体何が起こり、どこに問題があるか考えてみたいと思います。